スムーズなレクリエーション企画と運営の仕方

利用者の余暇活動や健康維持などを目的としてレクリエーションを活発に行う介護施設が増えてきた。特に、ルールが簡単なゲームや全身を動かせる体操などは、数あるレクリエーションの中でも取り組みやすいことから、多くの現場で普及している。レクリエーションの運営をするためには、専用の道具を購入したり、プログラムの作成をしたりする手間が掛かるため、スタッフ各自が柔軟にアイディアを出し合うことがカギになる。

中でも、健康状態の良い利用者が多いデイサービス事業所や介護付き有料老人ホームなどでは、レクリエーションの内容に工夫を凝らす必要がある。そのため、準備に長く時間をかけるケースもあるようだ。介護現場で定番のレクリエーションの特徴については、多方面の媒体で取り上げられている。どんなレクリエーションをしようか悩む場合は、介護業務の空いた時間を使ってリサーチをしておくと良いだろう。
■参考URL=http://tanoshiku-recreation.com
また、レクリエーションの運営をスムーズに行うためには、様々な知識や経験が求められるので、業界の経験が長いスタッフにサポートをお願いすることもポイントだ。その他、認知症や障がいを抱えている高齢者が多い場合には、座った状態で無理なく取り組めるレクリエーションをメインに取り入れたり、進行中に介護職員が一人ひとりの高齢者のフォローをしたりすることも必要だ。